【LSBM Spring Camp】平成30年度 大学院進学説明会

東京大学 先端科学技術研究センター システム生物医学ラボラトリー(LSBM)では、システム生物学的なアプローチから医学の進歩に貢献する研究を進めています。本研究施設は世界有数のプロテオミクス・ゲノミクスの解析機器と情報処理能力を有し、分子細胞生物学、ゲノム科学、合成生物学、情報科学、計算科学を融合して、癌や生活習慣病の病態の解明と新規治療薬の開発を目指した研究を行っています。当研究所(東京大学工学系研究科、医学系研究科、理学系研究科など)への進学希望者を対象に、我々の研究内容を深く理解していただくための説明会を兼ねたスプリングキャンプを開催いたします。ぜひご参加ください。合わせて、研究員として参画を希望される方もぜひご連絡下さい。

日時 5月27日午前11時〜5月28日午後3時30分
場所 東京大学先端科学技術研究センター(駒場リサーチキャンパス)
詳細・お申し込み 以下のサイトからお申し込み下さい。

http://www.lsbm.org/spring2017/index.html

PDFダウンロード: LSBM_springcamp_poster

カテゴリー: ニュース | 【LSBM Spring Camp】平成30年度 大学院進学説明会 はコメントを受け付けていません。

【更新情報】研究室メンバー

メンバーのページを更新しました。

http://www.genome.rcast.u-tokyo.ac.jp/member

カテゴリー: ニュース | 【更新情報】研究室メンバー はコメントを受け付けていません。

オリゴデンドログリオーマのゲノム多様性

低悪性度神経膠腫のうち、オリゴデンドログリオーマはアストロサイトーマと比べて初回治療後の増殖速度は緩除で、化学療法に対する感受性も高いことが知られています。しかし、この両者の臨床的な違いに関して分子生物学的には、これまでほとんど明らかにされていませんでした。

今回、大学院生の相原功輝さん(東京大学脳神経外科)は、オリゴデンドログリオーマの初発時及び再発時の検体を次世代シークエンサーを用いて網羅的に比較解析を行いました。初発時から再発時の検体それぞれに固有の遺伝子変異が認められ、神経膠腫の分子的多様性を示唆するものの、悪性化を強力に促す変異の獲得はみられず、メチル化プロファイルに関しても極めて安定した状態であることが明らかになりました。この結果は同腫瘍の臨床的特徴を反映していると言えました。

本研究は、本学附属病院脳神経外科の武笠晃丈講師、斉藤延人教授らとの共同研究により行われたもので、2017年3月7日に電子ジャーナル「Acta Neuropathologica Communications」に掲載されました。

https://actaneurocomms.biomedcentral.com/articles/10.1186/s40478-017-0422-z

 

Genetic and epigenetic stability of oligodendrogliomas at recurrence.

Aihara K, Mukasa A, Nagae G, Nomura M, Yamamoto S, Ueda H, Tatsuno K, Shibahara J, Takahashi M, Momose T, Tanaka S, Takayanagi S, Yanagisawa S, Nejo T, Takahashi S, Omata M, Otani R, Saito K, Narita Y, Nagane M, Nishikawa R, Ueki K, Aburatani H, Saito N.

 

なお、本研究は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「次世代がん研究シーズ戦略育成プログラム(P-DIRECT)」及び「次世代がん医療創生研究事業(P-CREATE)」の科学研究費補助金の支援を得て行われました。

カテゴリー: ニュース | オリゴデンドログリオーマのゲノム多様性 はコメントを受け付けていません。

酸性環境における腫瘍の悪性化にコレステロール代謝制御タンパク質SREBP2が寄与することを発見

固形がんにおいては不完全な血管構築による血流不全から、がんの中心部が低酸素状態に陥りやすく、その結果として酸性状態(アシドーシス)になることが知られています。しかし、酸性状態におけるがん細胞の応答メカニズムや酸性環境によるがん悪性化への影響は、これまで明らかにされていませんでした。大澤毅特任助教(システム生物医学分野)および近藤彩乃博士(先端学際工学専攻)らは、酸性状態のがん組織において、コレステロール代謝のマスターレギュレーターである転写因子SREBP2が活性化され、コレステロール合成経路や酢酸代謝経路における一連の酵素群の発現を促進し、腫瘍増殖および患者予後に関与するなどがんの悪性化に寄与することを明らかにしました。

プレスリリース(PDFファイル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本研究成果は、2017年2月28日12時(米国東部標準時間)に電子ジャーナル「Cell Reports」に掲載されました。
Extracellular Acidic pH Activates the Sterol Regulatory Element-Binding Protein 2 to Promote Tumor Progression
http://www.cell.com/cell-reports/fulltext/S2211-1247(17)30171-7

なお、本研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「後天的ゲノム修飾のメカニズムを活用した創薬基盤技術開発」の研究成果をシーズとし、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「次世代がん医療創生研究事業(P-CREATE)」や科学研究費補助金の支援を得て行われました。

カテゴリー: ニュース | 酸性環境における腫瘍の悪性化にコレステロール代謝制御タンパク質SREBP2が寄与することを発見 はコメントを受け付けていません。

ゲノム医療研究プロジェクトを始動

ゲノムサイエンス研究室では、日本医療研究開発機構(AMED)の「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」の一環として、がんのゲノム医療研究事業を推進します。

【事業の概要】

  • 東京大学分子ライフイノベーション棟内に、品質保証下のシークエンス室を開設し、がんのゲノム解析に基づいた診断の確定、および最適な診療の選択に関する研究
  • がんのターゲット遺伝子パネル解析システムを独自に開発するとともに、その結果得られる遺伝子変異の臨床的意義づけを行うがんゲノム医療用知識データベースの構築
  • がんのゲノム医療に関する研究を東京大学医学部附属病院にて実践するとともに、ゲノム医療が日本全体に普及する際に必要な基盤技術の整備

AMED プレスリリース

カテゴリー: ニュース | ゲノム医療研究プロジェクトを始動 はコメントを受け付けていません。