東京大学生命科学シンポジウムで優秀ポスター賞

第13回東京大学生命科学シンポジウム(2013年6月8日)に参加しました。このシンポジウムは、東京大学で生命科学に関わる16部局の研究者が一同に会して、非常に興味深い講演およびポスター発表を行うものです。このシンポジウムの特徴は、東京大学という同じ大学関連施設で研究する優秀な研究者と、研究室という垣根を取っ払ってディスカッションできることにあります。ともすれば研究者は自分の関連する分野についてしか興味を持たない傾向になりがちですが、研究が大きく進展するには、強い個性の持った概念の融合が非常に重要になると思います。私のポスターにも、普段触れ合うことのできない理論生物学者の方々が多数来てくださり、遺伝子制御のモデルについて新たな展開が見えてきました。さらに優秀ポスター賞を受賞することができ、非常に有意義な土曜日となりました。

協力研究員 野村征太郎

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