2015年1月28日より2月1日まで、プエルトリコにて開催されたCSHL Systems Biology: Global Regulation of Gene Expressionに参加した。アメリカ東海岸の悪天候のため、予定していた便がキャンセルとなり、乗り換え時間を含めると37時間の長旅となった。遠方だったこともあり、日本人参加者はわれわれを含めて5名だった。現地は温暖で晴天に恵まれた。内容は、2015年2月にNature誌に掲載されたRoadmap epigenomics projectをはじめ、大御所の発表が数多くあり、転写制御・エピゲノム分野の著明な進展を実感した。今後、ヒト組織や疾患におけるエピゲノム解析ががさらに発展し、病態メカニズムの解明が進んでいくものと期待される。写真は会場となったホテル（Rio Grande, Puerto Rico）。中川卓
