投稿者「Shiro Fukuda」のアーカイブ

肝細胞癌進展に関わる染色体変異の同定

我が国で死亡原因の第3位を占める肝細胞癌は慢性肝疾患を発生母地として早期肝癌が出現し、経過とともに腫瘍の一部が脱分化して進行肝癌となる。この多段階発癌の過程で分化度の低い中分化型肝癌を包含する高分化型肝癌、すなわち結節内 … 続きを読む

カテゴリー: ニュース | 肝細胞癌進展に関わる染色体変異の同定 はコメントを受け付けていません

肝細胞癌に高発現する蛋白Glypican3に対する抗体医薬開発

ゲノムサイエンス研究室ではGPC3遺伝子は肝細胞癌において高頻度に発現すること、血清中に切断されたGPC3蛋白が存在することを報告してきました。先端研システム生物医学ラボラトリーと中外製薬との産学連携プロジェクトにより肝 … 続きを読む

カテゴリー: ニュース | 肝細胞癌に高発現する蛋白Glypican3に対する抗体医薬開発 はコメントを受け付けていません

Smad2/3結合領域の網羅的解析による共役因子ETS1およびTFAP2Aの同定

ゲノムサイエンス分野の堤研究員は癌研究所生化学部の鯉沼代造研究員との共同研究によって、TGF-βシグナル伝達を担うSmad2/Smad3が結合しているゲノム領域を網羅的に明らかにしました。クロマチン免疫沈降法とゲノムタイ … 続きを読む

カテゴリー: ニュース | Smad2/3結合領域の網羅的解析による共役因子ETS1およびTFAP2Aの同定 はコメントを受け付けていません

Gli2-sox2経路による神経幹細胞維持

渡辺亮研究員は、理研CDB分化転換研究チーム(近藤亨チームリーダー・神戸)との共同研究で、神経幹細胞の維持に必須であるSOX2の発現を制御する新 しいメカニズムを見いだしました。Gli2は発生や分化をつかさどるSonic … 続きを読む

カテゴリー: ニュース | Gli2-sox2経路による神経幹細胞維持 はコメントを受け付けていません

β-カテニンとNotchシグナルのクロストーク

熊本大学発生医学研究センターの田賀研究室との共同研究により、神経前駆細胞(NPC)の分化におけるβ-カテニンの役割を明らかにしました。FGF2はNPCの増殖を促進する一方、分化を抑制することが知られています。PI3キナー … 続きを読む

カテゴリー: ニュース | β-カテニンとNotchシグナルのクロストーク はコメントを受け付けていません